3D スキャナー

FARO® Focus S350

弊社で導入した高性能3D レーザースキャナーは、簡易な計測作業かつ、迅速に高精度の点群データを取得できます。

取得した点群データは、専用の点群処理ソフトを通してPC で処理され、各用途に適した加工・処理を行うことにより、出来形管理や従来の計測業務を容易にします。

点群とは、それぞれがx,y,z方向の座標値を持った点の集合であり、本機体では、1秒間に約10万発のレーザーを発することにより、高精度かつ密度の高い点群の取得を可能としています。

測定性能
計測距離 0.6m~350m
スキャン速度 976,000点/秒
計測制度 10m:2mm/25m:3.5mm
測定器仕様
サイズ 230mm×183mm×103mm
重量 4.2kg
連続使用時間 4.5時間
使用可能温度 -20℃~55℃
IP規格 IP54

計測状況写真

3D点群データ

    • 特長
      • 容易な計測作業で、短時間に高精度の点群データを取得可能
        特徴取得する点群は、本体側面のタッチパネルを利用し、任意にパラメーター設定が可能。計測は本体を専用の三脚に固定して行います。レーザーでの計測時間はおよそ10数分です。
      • 安価な機材レンタル費で提供
        本機体と同等の性能を持ったレーザースキャナーと比較しても、安価なレンタル費で提供いたします。
        レンタル機材の内容は、3Dレーザースキャナー本体のほか、専用ノートPC、ソフト等の必要機材一式です。
        ※初回レンタルでの計測手順につきましては、別途技術指導料が発生します。
    • 点群データ取得までの作業概要
    • 点群データの精度
      点群データの精度確認として、任意に設置した球状のマーカー間の距離を3Dレーザースキャナーとトータルステーションで比較した場合、下記表に示す通り、その差は2.7mmであり、非常に制度の高い試験結果を得られた。
      ※レーザースキャナーを用いた出来形管理の試行要領(案)(トンネル編)平成29年3月内のLSの精度確認試験実施手順に準拠。なお、3Dレーザースキャナーとマーカーとの距離は30m。

      TS点間距離 - TLS点間距離
      10.7495m - 10.7522m = 0.0027m(2.7mm) :合格(基準値5mm以内)
    • 適用事例
      土木分野:トンネル覆工面の出来形計測
      道路分野:道路表層面の出来形計測
      建築分野:複雑な構造を伴う構造物、高所に配管等が
      設置されている室内の空間把握

      施工中の新設トンネル

      ビル内の機械室

      屋外ヤード

      屋外の鋼材置き場

3Dスキャナーを用いた
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