PITA-NET(ピタネット)

専門知識がなくても危険察知が可能な鋼材用ひずみセンサー

本システムは、センサーへ無線通信機能を組込むことで、専用のゲートウェイを介してクラウド上のウェブアプリと通信を行い、計測データの取得やゼロセットなどの操作を、遠隔で行えるようにしたものです。

本システムを採用することで、現場から離れた現場事務所においても、センサーの計測データを確認でき、また現場の異常を即座に察知することができます。
磁石でH形鋼等の鋼材に設置することにより、鋼材に発生するひずみの変化を確認できます。

現場の土留め支保工やトンネル支保工、橋梁部等の部材に、想定外の圧力が生じた際に危険をいち早く察知できます。
従来の計測工とは異なり、ひずみゲージの設置やデータロガー等による計測が不要です。
また、専門工が不要なため施工性、経済性が向上します。

・PITA-NETについて
PITA-NETは、センサーへソナス株式会社の「UNISONet」の無線モジュールを組み込むことで、専用のゲートウェイを介してクラウド上のウェブアプリと通信し、双方向にデータやコマンドの送受信を行えるようにした計測システムです。
UNISONetは、ソナス株式会社独自の無線通信規格で、同時送信フラッディング技術という、ネットワーク内の全てのユニット間で常時通信可能としたマルチホップ技術により通信を行います。現場に設置したセンサー同士で通信を中継できるため、ゲートウェイと直接の通信が難しい位置に設置したセンサーも、他のセンサーを中継することで通信が行えます。
ゲートウェイは、UNISONet通信により各センサーと通信を行い、LTE通信によりクラウド上のウェブアプリと通信を行うことができます。内部にLTEドングルを内蔵し、有線のLANケーブルなどを使用せず、電源に繋ぐだけで無線通信を開始できます。

PITA-NETのセンサー(左)とゲートウェイ(右)

システム運用イメージ

・センサー仕様

測定項目 ひずみゲージ(1ゲージ法3線式 120Ω)
測定範囲(ひずみ) ±20,000×10⁻⁶st
分解能(ひずみ) 1×10⁻⁶st
測定範囲(温度) -40℃~125℃
分解能(温度) 0.1℃
駆動電源 定電圧(AC100V)
閾値範囲(絶対値) 0μ~900μ(100μ刻み)
防塵・防滴 IP65(ネオジム磁石部を除く)
寸法 W120×L200×H77 mm(アンテナを含む)
使用可能温度 -10℃~50℃(85%RH以下、内部結露なきこと)
  •  特長
    • 専門的な知識を必要とせず、安全の見える化に寄与できます。
    • センサー本体を磁石により鋼材に取り付けるだけで、容易にひずみの変化が分かります。
    • ひずみゲージやデータロガー等の計測工の費用が節約でき安価です。
    • 0セットの機能と警告するひずみを100µ毎に自由にセットできる機能を有すため、センサー設置後のひずみの変化を数値で確認できます。
    • 鋼材の設置前からセンサーを取り付けておけば、施工中の現有ひずみが計測可能です。
    • センサーの計測データをクラウド上で確認できます。
    • 閾値を超過した際に設定しているメールアドレスに自動通知されます。(最大10件)
  • センサーの性能確認試験
    ひずみゲージを貼付したH形鋼にセンサーを設置し、鋼材に軸力を加えた状態で存置し、軸力と温度の変化に対するひずみの変化を比較しました。
    下記グラフはその結果で、センサーの計測値が鋼材のひずみと良好に一致していることが確認できます。また、写真は現場の切梁で行ったKMLAセンサーの実証実験の状況です。

    グラフ:センサーの実証実験結果

  • 適用箇所
    • 開削工事の山留工
    • トンネル工事の支保工
    • その他、鋼材のひずみの変化を測定したい箇所

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ソナス株式会社について

ソナス株式会社(本社:東京都文京区本郷 代表取締役:大原壮太郎)は、独自開発のIoT無線UNISONet(ユニゾネット)を活用し、デバイスからクラウドまで一気通貫のIoTプラットフォームを提供する東大発スタートアップです。